病院介護施設がSNSを活用するメリットは?

病院や介護施設がSNSを利用して発信する必要はあるのか?結論としては、積極的にSNSを使って病院や介護施設の情報を発信する必要性はあります。今回は、その理由と今すぐできる発信方法について書いてみます。

目次

病院や介護施設の情報収集と確認には何を使う?

病院を選ぶ、介護施設を選ぶという状況は誰しもが起こりうることです。例えば交通事故で骨折した。治療は終わったがリハビリが必要であるとなった場合、複数の転院先を紹介されることがあります。

紹介されたとしても、選択決定時に情報収集はする

紹介された場合、どこか自分や家族に合っているか調べるでしょう。ホームページを見て決める人もいれば、ホームページにリンクが貼られているSNSもチェックする人もいます。普段からどんな発信をしているのか、動画のコンテンツなどがあれば転院前でもある程度イメージはつきやすい。

逆に情報不足でイメージがつかない病院や介護施設を選択することはないでしょう。

将来の相談先としてアピールしておく必要がある

また、今すぐ病院や介護施設を利用することはなかったとしても将来的なことを考えて情報を収集している方もいます。頻繁に情報を発信しているアカウントだけでなく、自身の住んでいる地域の情報収集を目的としている方まで様々です。

ファンを獲得できるという点でも、SNSの運用は効果的だと考えます。

何のSNSからスタートすればいいか 2024年の場合

SNSといっても種類は多いです。

  • X(旧Twitter)
  • Facebook
  • Instagram
  • YouTube

有名どころはこの辺りでしょうか。他にも様々なSNSがありますが、実際どれからスタートすればいいのか?

可能であれば全部スタートする方がいいに決まっている。

結論としては、全部です。ただ、全部と私がお客さんに伝えると驚かれ「無理です時間がない」と言われます。すごくわかります。私も地域連携室の職員をしながらSNSを更新していたので、情報収集からコンテンツ作成、公開まで大変でした。

この辺りは、コツを掴めばそこまで大変ではありません。大事なことは担当1人ではどうにもならん。ということを理解してもらうことです。

各SNSを連携させることで、1回の投稿で複数のSNSで拡散できる場合があります。院内や施設内の情報収集も、担当者が自ら動くのではなく集めるシステムを作ることでコンテンツ作成に時間を割けるように私は支援しています。

クオリティは置いておいて、動画を撮って編集する習慣を作ってYouTube

とはいっても、総務でも人事でも地連でも通常業務があります。広報担当に任命されたとしても、他に兼務しなければいけない仕事もあるでしょう。目的を病院や介護施設を利用する際の決定打が欲しい。という場合は動画コンテンツを作成することをお勧めします。

横向きの高画質で長い動画(プロモーション)みたいなものをいきなり作ろうとしても、撮影や編集方法などでつまづきやすいです。まずは縦向きのショート動画から始めてみましょう。

スマホで撮影でもいいですが、予算確保できるならOSMO Pocket3がお勧めです。これ1台で縦も横も動画撮れますし、下のセットはマイクもついているので色々と撮影の幅が広がります。

SNSだけしても意味がない。ホームページの更新と見直しは必須

SNSだけしても効果は薄いです。SNSから入った方は、更なる情報を求めてホームページに移動してくるでしょう。そこでホームページの更新が数年前の情報だったり、地図がないとかスマホ対応してないとかだと決めようと思っていた意思も揺らぐでしょう。私ならそっとページを閉じます。

ホームページに関しては、定期的な更新と分析が必要です。動画で少し説明していますが、難しくはありません。規模にあったやり方でいいと思います。コストをかけ過ぎても、医療介護分野はベッド数や定員数が増えない限り大幅に増収するようなものでもないですからね。

誰がやるのか?専任は必須ではないが、企画できる時間は必要

いろいろ書きましたが、そんなこと今やる余裕はない。(やらないといけないのは理解しているけど)という病院や施設が多いと思います。でも、周りがやり出して不安になっていませんか?昔ちょっとやったけど放置してるアカウントありませんか?

想像以上に病院や介護施設の情報は検索されています。発信を強化しているところも多いです。今からやっても遅いということはなく、やらないと何もはじまりません。

いつでも相談ウェルカムですが、バズる必要はなく届けたい人の情報が届くようにすればいい。つまり日々やっていることが重要です。

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