介護老人保健施設(老健)でキントーンを活用した業務改善
この記事では、介護老人保健施設の業務改善にサイボウズ社のキントーンを活用した場合について、期待できる改善について記載しています。
介護老人保健施設の業務課題は?
介護老人保健施設は、介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、医師による医学的管理の下、看護・介護・リハビリテーションなどを提供する施設です。つまり家に帰ることが前提の介護施設。介護老人保健施設の業務課題について考えてみます。
家に帰る前提なので、回転率が高いしそこを求められている。
他の介護施設と違い、在宅復帰を求めらているのが介護老人保健施設。つまり一度入所したら終の住処として入所することは難しい(算定している加算などによっては長期間入所可能な介護老人保健施設もある)つまり、回転率が高いので入所する利用者(リピーター)を多く申し込んでいただく必要があります。
利用されてからは介護ソフトで管理して、ケアプラン作成や国保連への請求などを行うと思います。ただ、新規申し込みで判定などを終えていない方の情報は紙やエクセルで管理されているところが多いのではないでしょうか?
そういった管理から、ガイドラインに沿ったセキュリティ運用が可能なサービスを使って管理することで様々な業務負担の軽減につながると考えます。
申し込み情報の取り扱いと、渉外活動がキーとなる?
介護老人保健施設に入所されるルートは色々とあると思います。在宅からの紹介、医療機関からの紹介。2024年の診療報酬改定で、地域包括ケア病棟の在宅復帰計算に介護老人保健施設の、在宅強化型もしくは超在宅強化型への退院患者数の半数を加えることができるようになりました。
報酬改定からも、今後回転率をあげて積極的に在宅復帰を進めていく必要があります。多く方が利用していただく必要があるので、スムーズな申し込みの対応と渉外活動がキーとなると考えます。
介護老人保健施設の業務課題に、キントーンはどう活用できるのか?
では、介護老人保健施設の業務課題にサイボウズのキントーンはどういった活用ができるのか挙げてみます。
老健への申込者管理や、判定の可視化
まず、介護ソフトに入れる前の申し込み情報を入力するアプリを作成します。こちらは、施設によって事前に聞いておきたい情報など違うと思いますので施設に合わせて入力項目を設定します。
入力された情報は、いつでも更新できます。エクセルだと誰かがエクセルを開いていると更新できないという時があると思いますが、キントーンの場合は1名を同時編集することはできませんが、それぞれ別の申込者情報を編集することは可能です。
また、外部フォームと連携することも可能なのでオンライン申請やWebフォームからのご相談をキントーン内に自動でセットすることもできたりします。
外部医療機関、居宅への営業管理と実績の可視化
営業渉外活動の日報アプリを作成することも可能です。どこに訪問したのか、どういった話をしたのか、1日何件行って今後の予定はなど数の管理や予定の共有も可能です。
SNSなどの情報発信の管理もできる
キントーンは介護現場に特化したサービスではないため、色々な業務で活用することが可能です。例えば、SNSの投稿管理で各職種や担当から投稿して欲しい内容や写真を登録するアプリを作る。投稿した際のURLを保存することで、過去の投稿実績や投稿後1ヶ月での表示回数など実績を登録しておくアプリも作成できます。
パンフレットや料金表など、ホームページに公開しておきたい情報をキントーンに保存して、その内容をホームページと連動させて公開するなんてことも可能です。ホームページの設定を変更しなくても、キントーンに保存している情報を編集するだけで資料の差し替えができるので便利です。
介護老人保健施設でもキントーンは活用できる
介護ソフト以外のサービスを使って業務改善はできる。エクセルで管理しているけど、情報の把握や活用があまりできていない。現場に沿った情報活用にお悩みの方はサイボウズのキントーンをご検討ください。