キントーンとkrewシリーズ 計算分析を強化方法

kintoneは標準機能で色々とできますが、カスタマイズすると更に機能をパワーアップすることが可能です

その中でも、kintone連携サービスを利用することでプログラムを書けなくてもkintoneをカスタマイズすることが可能となります。今回はグレープシティのkrewシリーズ!!

kintoneに欲しかった機能が盛りだくさんのkrewシリーズを利用することで、どの様な変化がkintoneに起きるのか書いてみました

目次

krewシリーズとは?

krewとはグレープシティが提供しているkintoneプラグインで3種類提供されています

  • krewSheet
  • krewDashBoard
  • krewData

料金はプラグインによって異なりますのが、買い切りのプラグインではなく、月額または年額契約のサブスクリプションとなっています

kintoneでExcelが使える?魔法シート krewSheet

krewSheetはkintoneの一覧画面をExcelっぽくしてくれるってイメージじゃないですか?

僕もそうでした

これがkrewSheetを知った時の感想です

そして、実際に使ってみると

なぜこうなったのか?笑

普段の入力作業効率アップ

入力はかなり楽になります

通常のkintone標準機能では、レコード一覧画面でレコードの内容を編集する場合鉛筆マークを押してから編集します

krewSheetを利用することで、Excelライクにレコード編集が可能となります

この機能だけだと、プラグインあるからそれ入れたらいいじゃないか・・・

関数や計算式の活用がkintoneで実現

関数の挿入が可能ってさらっと書くけど、これはすごいこと

Excelからkintoneに移行する際に

「関数が使えないから・・・」って移行のハードルになっているケースもあります

kintoneの標準機能でも、SUMやIFなど一部関数が利用できますが、できない関数を探す方が早いです

kintoneで利用可能な演算子と関数

krewシリーズは関数が豊富

krewSheetで利用可能な関数一覧

計算式の結果をフィールドにセットすることもできますので、そのデータを用いてグラフ表示も可能ですね

計算結果を保存するフィールド

krewSheetは利用kintoneアプリ上限なし!!

kintone連携サービスには、アプリやプラグインの利用数に制限があるケースとないケースが存在します

例えばkrewシリーズの中でも分類が可能です

krewSheetはアプリ数も1つのアプリに対して設定できる数も制限はありませんので、ガンガン使っていきましょう

カスタマイズ可能なダッシュボードkrewDashboard

krewDashboardも利用可能なアプリ数などに制限はありません

何ができるかというと、kintone内に複合2軸グラフとか作成可能です

複雑なグラフが表示可能なkrewDashboard
タイムラインで必要な情報を絞り込み可能

krewDashboardのプラグインを入れたアプリのデータだけでなく、ドメイン内にあるアプリのデータを使用することが可能です

通常kintoneのグラフは、グラフの設定をしたアプリ内のデータしか参照することができません

krewDashboardは複数のアプリデータを参照することができるので、アプリ間比較として各チームの状況や、販売状況などを1画面で確認することが可能です

kintoneもポータルやスレッドなどにグラフを複数貼り付けることで、似たようなことはできます。ただ。グラフの種類はもちろんですが、krewDashboardだと各アプリのデータを集計してグラフに表示することも可能です

ダッシュボードでも関数利用可能

kintoneの標準グラフや集計だと、表現したいことができない

その為に、データを出力して別のツールで資料を作っているのであれば「krewDashboard」どうでしょう?

kintoneデータを自由自在に変化させるkrewData

kintoneアプリのデータを自由自在に集計/加工/アプリ間結合

と公式ページに書かれているのですが、使ってみないとイメージが湧かない

試用してみたけど、分からずにそのまま試用期間を終えた記憶が・・・

複雑なデータ集計が可能なkrewData

上の画像はkrewDataのカスタマイズ画面です

何をしているかというと

  • 申し込み日
  • 入院日
  • 退院日

全て日付フィールドですが、

  1. それぞれ年と月の情報を出力
  2. 毎日の情報を毎月のデータに変更
  3. 3つの情報を1つのレコードにまとめ
  4. 別のアプリに情報を出力

krewDataで利用する項目数は多くないのですが、1つ1つが細かく設定できるので、自由度は高いサービスです

krewData項目

僕はkrewDataに関しては、クラユニの研修を受けたり、公式で公開されているドリルを参考にしています

krewDataだけは、使い放題ではなくフロー数によって料金が変わってきます(料金

ちょっとだけ説明配信してみました(YouTube)

僕自身krew=難しいというイメージで中々手をつけなかったのです。確かに少し他の連携サービスと比較するととっつきにくいかなと思いますが・・・

その分理解するとkintoneの「あともうちょっと・・・」のちょっとの部分をガンガン補完してくれるサービスだと思いますので、みなさん一度ご検討を!!

krew医療介護

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