kintonePDFプレビュープラグインでPDF閲覧を簡単に

2019年2月21日2024年8月10日

kintoneには添付ファイルと呼ばれるフィールドが存在します。色々な拡張子のデータを入れることができますが、PDFデータがプレビューできません。画像データはできるのに。なので、プラグインで対応してみましょう。

サムネイルを表示できる画像サイズは10MBまで
1つのファイルにつき1GBまで

って制限がありますが、データを共有する上で非常に便利なフィールドなので活用したいですよね。

医療介護と画像データ

どんなデータを共有したいのか？病院とかなら

レントゲン等の画像データ
家屋評価等に用いる写真データ
主治医意見書などの書類データ

いろいろなデータをFAXではなく、kintoneを使用してデータの共有できれば、送る手間もかなり省くことができます。紙の消費も抑えることができて、とってもエコロジー

画像も書類もFAXで画質が劣化して送られてくるので、読めず、見えない。kintoneの添付ファイル機能は、非常にありがたいフィールドの１つです。

画像データを添付

添付ファイルのフィールドに、PNGとPDFを添付してみると、表示は以下の通りです。

PDFはPNG画像データを、PDFに変換したものを添付しています。

見て分かるように、画像をPNGで添付すれば、kintoneのレコード詳細画面でサムネイルが確認できます。

例えば診療情報や主治意見書を、プリンターでjpegやpngデータでスキャンします。
添付ファイルフィールドに添付すれば、データをダウンロードしなくても確認できます。

ムネイルが小さいと感じた場合、サムネイルの大きさを変更できます。

kintoneとPDF

PDFは画像を見て分かるように、ファイル名と拡張子しか表示されません。
サムネイルが表示されないため、ファイル名を分かりやすくしておく。

どういったデータが添付されているか分からない状態にならないように。
PNGの場合、画像をファイル名をクリックすれば画像が拡大され、必要あれば画像のダウンロードが可能です。

しかし、PDFの場合サムネイルでの確認ができません。さらにPDFは、ファイル名をクリックすると、プレビュー画面が表示されるわけではなく、クリックと同時にPDFデータをダウンロードされてしまいます。

情報を共有することは非常に良いことです。
個々の端末にデータをダウンロードさせたくない。

特に個人情報をスキャンしたデータであれば、院内事業所内のパソコンであっても、端末に個人情報を残しておくことは好ましくありません。定期的にダウンロードしていないか確認して、削除する作業は可能な限りしたくないですね。通常kintoneの機能では、PDFをプレビューさせることができないため、ダウンロードするしか中身を確認する方法がありません。