Fireタブレットでkintoneは利用できるのか?
kintoneを使っていると思うのが、タブレットPCやタブレットを持ち歩いてレコード入力を手軽にしたい。
でもタブレットと言えばiPadが思いつきますが、院内、施設内をWi-FI環境にして、外出先ではスマホをデザリングしたとしても端末台が高い‼出来るだけ端末台を安くしたいと考えた時に、Fireタブレットが使えるのではないかと考えました。
Fire HDタブレット
勿論iPadと比較すると性能は値段相応かもしれませんが、
kintoneを利用する
この1点だけに絞れば高性能でなくても良い!!
かと言って、怪しいメーカーのタブレットを利用するのはどうかと思うので、Fireタブレットはkintoneのレコードを閲覧編集できるのであれば使えるかもしれない・・・
kintoneアプリはアプリストアに存在しない
アプリストアでkintoneアプリを検索してみたら・・・
kintoneアプリが見つからない・・・
アプリストアにはkintoneアプリはない(2019年1月時点)なので、kintoneが使えないのかと言うとそうではない
Silkブラウザでkintone利用可能
kintoneはアプリでなくても、ブラウザでkintoneを使用することが出来ます。
ということで、silkブラウザでkintoneデモ環境のURLを入力してみると
勿論のことログイン画面が表示されます。
Fireはトップ画面にショートカットを作成することが出来ません(方法はあるのかもしれませんが)
トップ画面からワンクリックでkintoneの画面に飛ぶことは出来ませんが、silkブラウザのブックマーク機能を使えば少ない工程でkintoneを利用することは出来ます。Fireはタブレットですので、kintoneのアプリ作成次第ではパソコン入力よりも簡単にデータ入力が出来るかもしれません。
Fireタブレットで kintone操作
kintoneトップ画面はこんな感じで、普通のタブレットやスマホ表示と遜色なく表示できます。ブラウザ表示なので当然ですけども・・・
プラグインを利用して、エクセル風に一覧画面表示をしておけば、ドロップダウンフィールドをタップで選択できるようにしたり、数値入力もパソコンよりスムーズと感じる人もいるでしょう。
訪問先で血圧や体温など数値だけkindleで入力し、事業所に戻ってからパソコンで記録を書く。
病棟やユニットに1台タブレットを置いておく。そして、食事量や水分量、排泄記録をタブレットで入力することもいちいちパソコンで記録するよりはFireタブレットの方が楽かもしれません。
セキュアアクセス
外部に端末を持ち出してデータを入力することを考えればセキュアアクセスが利用できる必要性が高くなります。
Fireタブレットでもセキュアアクセスが機能するか試してみたところ、アクセス制限をかけていると、当然のごとく弾かれます。(安心)
通常のセキュアアクセスが機能するように証明書をFireタブレットに送信し、インストールさせてから再度kintoneのURLを入力してみると、下記の画面が表示されました。
インストールできて、セキュアアクセスがFireタブレットでも機能するということが分かりました。
今回は、Fire HD8 16GB 2017でkintoneを試してみました。Fireタブレットであれば5,980円と更に安く台数が揃えられます。
出来るだけ画面が大きく操作性を求めるならFire HD 10 タブレットでもいいかもしれません。防水性や他にも色々としたいとなれば通常のAndroidタブレットやiPadがいいのかもしれません。