キントーンは使えない?使いたくない?導入事例

kintoneは簡単にアプリが作成できるけど、それと導入は別のお話

目次

kintoneは簡単にアプリが作れるが、アプリが使えるかは別問題

アプリを作るのは簡単です

ドラッグ&ドロップするだけでアプリは作成できます

ただ、使えないアプリを作ったところでゴミを増やしただけです

3年前、お試し期間でたくさんのゴミを作りました

そして、導入しましたが見事失敗に終わりました

kintone単体でできないことは、連携サービスを利用すると実現することもあります。もちろん、kintoneにできない部分を補うんですがから、その分コストがかかります。kintoneが使えないから、別のサービスと繋いだらできるようになった。そのコスト分kintoneを使えているのか?

もっと言えば、使えるkintoneアプリを作ったとしても、kintoneが社内で使われる環境になっているのか?

kintoneアプリを作るとkintoneアプリ運用するは別問題

まず、アプリ作成とアプリ運用を同じにしていたのが間違いでした

って考えが間違っていたんですね

会社でkintone利用するのであれば、複数名が使うことになるし、その人達はkintoneのこと知らないんだから丁寧なスタートを切る必要があったはず

しかし僕は切らなかった。こんな良いものはすぐに使わないといけないし、30日間のお試しという期限にも焦らされた

自分しか使わない?でもkintoneは5ユーザーから契約

自分の集計業務を楽にしたいとか、情報共有を自分発信の分だけできればいいとか

つまりkintoneは1ユーザー分で事足りるが

kintoneは5ユーザー契約からスタート

自分だけ良くても稟議は通らない

  • どれだけ良いサービスでも理解していない部分が多いから説明できない
  • 「みんな使えば楽になるよ」は有難迷惑
  • 「みんな使えば楽になるよ」は怪しいツボ売りビジネス

急いで仲間を探しに行くんですが、まぁ集まりません

5ユーザー集めるのに苦労して挫折した人も多いんじゃないでしょうか?

自分の所属する部署だけで5人はいるけど、部署単体で入れても意味がないだろう

Excelと比較してしまうと、kintoneの認知度は低い

  • Excel
  • ノートに手書き

本人(キンボウズ)としては、kintone最高と感じているから止められない

完全な勧誘

そして、止められる

「誰も望んでいないことは勧めない方が良いのでは?」

日々仕事が終わらない、残業ばかり増えると言う声があり、自身も中々帰ることができない状況を打破する(予定)kintone

エビデンスのない妄想話&かなり失礼

今までの法人に動き全否定(でも全否定しているんだからそう言った発言になるんだけどね)

「そこまで言うなら結果を出せばいい。止めはしないが嫌だと言う人間を巻き込まないように」

スタート地点よりも後ろ、ハンデを背負ったスタートになりました

業務は簡単に変えられない?変えたくないだけ?

トップダウンで強引に業務を変えることもあるでしょう

複業でkintone導入する際トップダウンで動いている企業ももちろん存在します

まず、僕はトップではない

ボトムアップで山を登るしかない

入院相談アプリとマスターアプリはすぐに定着しました

そこから中々広がらない・・・(何なら書いている2020年6月時点で導入している施設は3割程度)

導入して1年間はことあるごとに会議でkintoneの画面を出して

その後多少頻度は減ったものの、何かしらkintonekintone言っては中々広がらない3年間でした

ここが問題なんでしょうね

  • 楽になる前段階の苦労はしたくない
  • 100%良くなるわけではないのならリスクを考える
  • 変化が嫌い

僕には他部署に対して決定権はなく、その人たちが変化を望まない限り何もできない

「導入したい!!」と言われても、稟議などボールは僕にはないので、結局何も進まない

諦めずに進むしかない

もう無理だと諦めて、自分の周りだけ良ければいいのか?

結局それは嫌だ(わがまま)

1つの部署だけICTを活用して、業務が楽になってもそれは点の出来事

法人内でも法人外でも情報共有が必要な場面はいくつもあるし、会議のための会議や資料作りは無くならない

キンボウズブログ 勤務先の職員で知っている人なんて数%

法人全体、地域全体に広げていきたい

なので地道にブログを更新し、呼ばれれば喋りにいき、導入したいと言われれば動く

社内でプレゼンするけど、導入しようとは言わない(言っても変わらないことは最初の1年で痛いほど理解できた)

ただ現状何をして、今後何をする予定かを共有する

  • 積極的に外部発信
  • 私生活でも発信
  • 専門誌等の取材が定期的に入る

しかし導入して欲しいと言う部署は現れないし、そこに営業をかけることもしない

kintoneエバンジェリストとか、認定資格持っていてもスタートダッシュで盛大に転けたので勤務先での広がり方は正直辛いケースばかりでした

風向きが変わったのは新型コロナウィルス

新型コロナウィルスの影響で、医療介護の働き方も大きく変化を求められるようになりました

  • 集まっての会議開催
  • リモートワーク

情報共有が大きな課題となりました

社内のネットーワークに情報共有した場合、家からどうやって確認するの?

リモートワーク時毎回HDDに情報を移すのか?

色々と急に表面化した問題等

「そういえばクラウドで何かしてる奴がいた・・・」
「kintoneって厚生労働省や自治体が使っている・・・」

医療介護 業務改善 kintone

検索したらサイボウズ公式よりも上にいるのがキンボウズ(競合)

おそらく医療介護

この3年でゼロだった発言が最近ちょくちょく入るようになりました

「kintoneのアカウントを追加で欲しい」

「稟議が通ったので準備よろしくお願いします」

導入してから3年間自分が社内営業して増やしたことはありますが、営業せずに増えたことは一度もなかった

幸せな日々ですが、kintoneいやサイボウズ、いや自分に対しても言いたいことがあるんですよね

契約数15,000社だけど、解約も存在するサービス

kintoneの契約数は2020年に15,000社になったとよく聞きます

日本の企業数は400万以上ですので、全く広まっていないコアなツールであることがよく分かります

そして、どの企業にもExcelやWordはインストールされているでしょう

息を吐くようにkintoneがブックマークに存在する

そんな世界にしたいkintoneエバンジェリストは私です

30日のお試しで終わる人や解約も多いと聞きます(具体的な数値は知らんけど)

kintone導入部分をいかに挫折せずに進めていくか

  • ユーザー(社用、私用)
  • パートナー(MOVED)
  • エバンジェリスト
  • ファン

複数の報告から発信していきたい

昔13,000社って聞いたときは驚いたけど、今考えたらほとんど使ってないやん・・・

もし過去に戻れるならどういうスタートを切るか?

もし今の経験を持って過去に戻れるとしたらどういたスタートを切るか?

kintoneを活用するために、サイボウズパートナーを探すことは難しい?

ここで本当ならば

って言えば仕事が来るかもしれないけど、リアルは違ってパートナーに頼む予算Getは難しい

まずはスモールスタートで他の部署を巻き込まずにkintone導入して・・・

サイボウズデイズorオンラインセミナーに参加させる

実感してもらうしかない

熱を感じてもらうしかない(オンラインでも伝わるはず)

サイボウズ製品を契約していなくても参加できるイベントはたくさんあります

とりあえず参加させる

Zoomのカメラオフでミュートでもいいから参加させる

熱気にやられて傾くまで温風をかけるしかない・・・

過去にはサイト立ち上がっていないけど、今ならkintoneエバンジェリストのサイトも公開されています

特に最近は情報には困らない(多すぎて困る)

kintone導入失敗しないために抑えておきたいポイント

では最後に失敗しないために、抑えておきたい5つのポイント(個人的主観のみ)をお伝えします

自分のスキルで実現可能かどうか見極める

何をkintoneで実現したいかしっかり考えて設計することです

別にこの先行事例を真似したいでもOK

それが自社や自身でゴールまで導くことができるのかを考えてみる

ここはじっくり考えて欲しいところです

パートナーにアプリ作成を頼むと費用が発生します(当然)

自分で学んで、できることから始めるってスタートもいいと思います

有料ですが、クラウドユニバーシティって言うサイボウズ製品研修もあります

僕もCustomineの研修を受けたことがありますし、2020年6月から事業を複業先が譲受しました。

独学もいいけど、プロに学んだ方が早い・・・

kintoneスタンダードコース契約!!

ライトコースが悪いわけではない

ライトって書いてるから

一旦ライトコースで契約して、やっぱりスタンダードが良さそうだからって稟議書作るの面倒くさいでしょう?

便利なプラグインがたくさんあるし、連携サービスを使うことでkintoneは真の力を発揮する!!

悪いことは言わないからスタンダードコースで契約してやってください

Twitterは匿名でいいからアカウント作っておく

kintone有名人をフォローしておくだけで勉強になります

kintoneエバンジェリストをフォローしておけばOK!!

情報量も2年前に比べて3倍ですって・・・

【kintoneツイートの数を調べてみた】
2年前に比べて、五月は3倍以上にも増えていました!
すごい〜!!✨✨✨

ユーザーの皆さんの交流が増えていて、私はとても嬉しいです😊

※続けて補足アリ#kintone pic.twitter.com/80VHVSzgDA

— キンスキ松井@サイボウズ (@kinsukicom) June 3, 2020

逃げていいからイベントに参加する

途中退席でも、途中抜けて家に帰ってもOK

とりあえずサイボウズ関連のイベントに参加してみてください(今後リアルイベントはいつ開催されるんだろう・・・)

僕も苦手でしたが、一般企業、医療介護福祉、自治体等 様々な職種の考え方サイボウズ製品の活用方法を聞くことができます

サイボウズ主催は基本無料なので、まずは気軽に参加して興味が出ればパートナーが開催しているイベントに・・・

仕事とは別に開発環境でkintoneを楽しむ

家でもkintoneしたい

でも職場の環境はセキュリティ面でも、精神的にもきつい(24時間働けますか?)

  • 自宅専用チーム応援ライセンス契約
  • 開発環境で勉強する

僕もkintoneの環境いくつか持っています

仕事にkintoneに疲れたら開発環境のkintoneや自宅のkintoneに癒される日々(既にヤバイ)

仕事と違う環境のkintoneって結構リラックスできて良いもんですよ〜

kintone導入は大変だった

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