タイムカードアプリをキントーンで作成する方法
タイムカードをどこにいても打刻したい
紙のタイムカードから変更しようと思っているけど・・・
サイボウズ製品を使えば良いんじゃない?って記事を以前書きました
今回はkintoneに特化してタイムカードアプリを3つ作成します
- kintoneユーザー用タイムカードアプリ
- kintone非ユーザー用タイムカードアプリ
- 位置情報取得機能付きkintoneアプリ
色々なケースを想定して色々試してみました
kintoneユーザー用タイムカードアプリ
フィールドの配置は以下の通りです
出勤退勤にはプロセス管理を活用しています
ステータスの履歴から確認できますが、今回はかりんこラボさんのプロセス管理履歴記録プラグイン無料版を使って打刻時間を一発確認できるようにしました(モバイル非対応だったはず)
まずレコードを新規作成します(タイムカードを手に取る、打刻機の前に立つみたいな感じ)
そして、出勤するボタン、退勤するボタンを押してステータスを進めていくとテーブルに打刻情報が入ります
テーブルの情報をレコード一覧画面で一発表示させるために、TISさんのテーブルデータ一括表示プラグインを使いました。
kintoneユーザーであればプラグインなしでもアプリは作れます。どこまで管理したいかですね
では、kintoneユーザーではない職員のタイムカードをkintoneで管理したいという要望があったら・・・
kintone非ユーザー用タイムカードアプリ
- フォームブリッジ(トヨクモ)
- kViewer(トヨクモ)
を使ってkintoneユーザーじゃなくても打刻できるようにしました
(2つのサービスについては、色々記事書いていますので検索してくださいませ〜)
まずフィールドの配置は以下の通りです
フォームブリッジとkViewerを連携させて、kViewerはMyページを利用します
フォームブリッジで出勤時間を入力して回答ボタンを押すと
Myページへのリンクを表示すると同時に、自動返信メールでもリンクを打刻者に伝えています
リンクをクリックすると退勤時刻を入力することが可能です
新規登録時のみ自動返信メールが送信されるようにしています
入力された情報はkintoneにしっかり登録されています
打刻時間は自己申告になりますが、kintone側では
- 出勤時間→申請日時
- 退勤時間→更新日時
と捉えることも出来ます
打刻申請時間と申請更新日時に30分以上差がある場合、本当は残業していたのに打刻時間を早くしている可能性もあるので後日声かけ出来ますね〜
最後に位置情報を取得するタイムカードアプリを作ってみました
位置情報取得機能付きkintoneアプリ
Customineのユーザーの現在位置を取得するを参考にアプリ作成し、Customineの設定をしてみました。
チェックボックスの出勤と退勤をチェックするとそれぞれチェックした時刻を日時フィールドのセットするカスタマイズ
同時に現在位置情報を取得し、文字列1行フィールドにセットします
セットされた位置情報を基に地図を表示させます(自宅でやっているのであえて広域マップ)
管理もできますが、直行直帰でどこに行っていたのか等報告書をあげる必要性がなくなります。
それ以外にも色々と用途はありそうですね