キントーン勉強方法 無料コンテンツ有料研修を活用
キントーン(kintone)を勉強する方法ってどんなやり方があるんでしょうか?
社内でkintoneを活用したい。ネットで色々と探すけど、効率的にキントーンを覚えるにはどうすればいいんでしょうか?
相談を受けることが多いので、キンボウズが経験してきたキントーンの勉強方法をご紹介します。
サイボウズ公式資料 便利に使おうシリーズ
kintoneを最初覚える際、私が一番活用した資料は「kintone便利に使おうガイドブック」です。
kintoneのフィールドを1つ1つ丁寧に説明してくれている資料。もちろん、私は全てダウンロードして印刷し、ファイリングして活用しました。
- テーブルフィールド
- 計算フィールド
- グラフ・集計
- ルックアップフィールド
- 関連レコード一覧フィールド
- アクション
- プロセス管理
- アクセス権
- 通知
このようなラインナップとなっています。kintoneを利用する際につまづきやすいポイントだと思います。
kintoneを勉強しようと思っている方には、是非ともご活用いただきたい資料となります。
(リンク先だとかなり下の方に掲載されています)
kintone認定資格 アソシエイト試験
そして、ある程度kintoneのことを理解してくると気になってくるのが「kintone認定資格」
社内でkintoneを使ってはいるけど、しっかりとkintoneを学べているのだろうか?知識はあっているのか?それを公式が判定してくれます(基本受験料が必要)
なんと、試験はレベル別に複数あります。
- アソシエイト
- アプリデザインスペシャリスト
- カスタマイズスペシャリスト
- カイゼンマネジメントエキスパート
- システムデザインエキスパート
- ビジネスソリューションアーキテクト
私がおすすめのkintone認定資格は「アソシエイト試験」私も受験して、残念ながら1度落ちましたが、2度目で合格しました。
もちろん、kintoneアソシエイト試験は別に受けなくてもいいです。ただ、アソシエイト試験対策の勉強をしてみてください。知らなかったkintoneの仕様や、アップデート情報を学ぶことができます。
kintone勉強する機会って、実はなかなか業務中だと取れないんです。
練習問題などを解くことで、自分の得意な機能や苦手な機能を理解することができます。結果として、更なるkintone活用につながると思います。
キントーンユーザーコミュニティ「キンコミ」
kintoneを利用していると「孤独」を感じることはないですか?エクセルやパワーポイントなら社内で活用できる人は複数名いるかもしれません。
kintone導入時、社内にkintoneを扱える人が複数いるってことは珍しい。契約者数は25,000社を超えたと言われています(2022年時点)。しかし、日本の企業は400万くらいあるので、まだまだ浸透していない。なので、社内でkintoneアプリを作れるのは自分だけ
「kintone管理者は孤独なんだ」ってよく聞かれるワードです。
そこで、キントーンのユーザーが集まる場所として開設されたのが「キンコミ」です。
最初はドキドキしちゃうと思います。とにかく、勇気を出して書き込みしてみてください。例えば、キンコミに住んでいるkintoneエバンジェリストがいます。うまくコミュニティに入れると思います。
cybozu developer network
今まで書いたきたコンテンツのほとんどが、kintoneの標準機能のお話ですがこちらはカスタマイズメイン。
そこで、kintoneの開発に関する情報と言えば「cybozu developer network」
コミュニティ掲示板で意見交換できたり、研修やセミナー情報。また、kintoneに限らず、サイボウズ製品関連のAPIドキュメントなども確認できます。
「ちょっとkintone開発してみたいけど、何から手をつけていいか分からない。」って方向けのチュートリアルコンテンツも公開されています。
個人的には、掲示板に書かれているコードをコピペして使わない。チュートリアルを見て、少しでも理解してからコードを読むようにする。そうしないと、書かれているコードのコピペだと、応用が全くできないので業務の邪魔になる可能性が高い(経験談)
クラウドユニバーシティでkintone研修
ここまでは無料の範囲でできること。クラウドユニバーシティは、サイボウズ製品やkintone連携サービスの有料研修を提供しているサービスです。
サイボウズパートナー企業の株式会社MOVEDが提供しているサービス。サイボウズが提供している研修サービスではないんですが、4,000以上の受講者がいるそうです。
kintoneやメールワイズなど、サイボウズ製品を中心とした研修
- kintone
- サイボウズ Office
- Garoon
- メールワイズ
- コラボフロー
サイボウズ製品を中心に研修サービスが提供されています。
kintone連携サービスの研修も提供されている
kintoneの場合は、標準機能やJavaScriptの開発以外に
- krewシリーズ
- gusuku Customine
- freee for kintone
このような「kintone連携サービス」研修も提供されています。
私もkrewシリーズとgusuku Customine研修を受けました。やはり、無料と違うのは自分のために研修が開催されている。不特定多数への発信ではない分、自分が知りたいことを知れますし、時間効率は良いのではないかと思います。
ホスピタリティ研修や安全管理者研修など、様々な研修を有料で講師を呼んで社内で開催していると思います。ツールを導入するために、長い時間をかけて独学で頑張るか、短時間で研修を受けるか。もちろん、正解不正解はないと思います。
会社や皆さんの置かれている状況によって、無料有料を選択してもらえればと考えます。
kintoneのコストに関しては、以下のサイトが参考になります。もちろん、kintoneは無料ではないですし、皆さんの業務時間も無償ではないはずです。
さらに、一定の効率と成果が必要となりますので、皆さんにあったkintone勉強方法を選択してください。