プリントクリエイター電子署名機能が追加
キントーン内の情報を用いて電子契約を行うことはできます。様々な電子契約サービスがキントーンと連携できるようにしているのですが、トヨクモ社の帳票出力サービス”プリントクリエイター”に電子署名機能が追加されたのでご紹介します。
プリントクリエイターに電子署名機能が全てのプランに追加
電子署名機能はプリントクリエイターの全てのプランで利用できる機能です。ライトコースでもプロフェッショナルコースでもプリントクリエイターを用いて電子契約書を送付することが可能となります。
電子署名を用いる設定は簡単
電子署名の設定は簡単で、予め設定メニューに電子署名の設定項目は表示されています。
送信する署名の名前、依頼元の情報や送付後どこに保存しておくかなどを設定することが可能です。署名でも捺印でも対応しているので、好きにレイアウトできるのは帳票サービスプリントクリエイターだからでしょうね。
プリントクリエイターから送信、プリントクリエイター経由で送信
電子署名機能を有効にすると、電子署名依頼のボタンはキントーンの詳細レコードに表示されます。
注意すべき点は、署名を送信する際キントーン画面だけでは完結しません。プリントクリエイターにログインする必要があります。プリントクリエイターにログインできないと送信できません。キントーンと連携サービスの運用によってはここがネックになる可能性があります。
プランによって利用できる機能には差がある
プリントクリエイター全てのプランで電子署名機能は使えますが、全てのプランで全ての機能が利用できるわけではありません。例えば、プリントクリエイターの画面では送付した契約書の状況(送付済み、締結済みなど)を確認できますが、キントーン画面では確認できません。今後上位プランではキントーンのレコード詳細画面でも確認できるようになります。
便利に利用するには上位プランの機能が欲しくなってきます。
無料送信枠は月3通。追加の単価は1通200円
全てのプランで月3通まで送付することが可能です。却下しても送信枠を利用することになります。3通以上送信したい時は追加で送信枠数を購入する必要があります。1通あたり200円となりますので、他の電子署名サービスと比較しても同じぐらいの価格かと思います。
トヨクモ製品を利用しているユーザーは電子署名をより活用できるかも
プリントクリエイターだけで電子署名依頼を送信することが可能です。kMailerなどトヨクモ社の他のサービスを利用する必要はありません。
ただ、トヨクモ社のサービスを利用すると事前に入力された情報を元に契約書を作成したり(フォームブリッジ)独自ドメインからの署名依頼送信(kMailer)過去の契約内容を確認(kViewer)するなど、機能を充実させることが可能です。
既にプリントクリエイターを利用されている場合は是非利用していただきたい機能です。送信時のプリントクリエイターにログインする必要性や、プランによって利用できる機能がある点をしっかり確認いただき利用するかどうか検討が必要だと思いました。