キントーンで電子サイン 電子署名 電子契約
kintone✖️連携サービスの組み合わせはすごい!!
僕のブログで色々と取り上げていますが、今回は電子契約をkintoneでやってみました!!
特に新型コロナウイルスの影響もあって、電子契約については興味がありました
今回は利用した連携サービスは、株式会社オプロさんの製品!!
まずは利用した製品を紹介していきます
実現したいことはkintoneを活用した電子契約
- 契約書の雛形をkintoneで作成、管理
- 作成した契約書をオンライン送付
- オンライン確認、電子署名
- 署名された契約書をkintone保管
DocuSignを使ってkintoneをメインとした電子契約システム
kintoneだけだと電子契約に必要な「電子署名」機能がないので、電子署名の機能を持たせた契約書の作成を、kintone連携サービスの組み合わせで実現しました(そういうサービスが元々ある 笑)
- kintone
- OPROARTS Connector for kintone
- D3W Connector for kintone
- DocuSign
それぞれのサービスについて、ざっくりと説明しておきますね
kintone(サイボウズ)
kintoneについて説明は不要かもしれませんが・・・
開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムをかんたんに作成できる、サイボウズのクラウドサービスです
かんたんにアプリが作成可能ですが、javascriptやAPIを活用することも可能
かんたんアプリから複雑アプリまで様々な用途での利用可能です
OPROARTS Connector for kintone(オプロ)
OPROARTS Connector for kintoneはkintoneのプラグインで、OPROARTSと連携してkintoneから帳票出力を行います。
今回kintoneへレコード登録を行い、その情報を元に契約書を作成します。
そこでOPROARTSが活躍するわけですね!!
D3W Connector for kintone(オプロ)
もう1つオプロさんのサービスを利用します
ちょいと専門外な部分もあるので、公式から引用します
電子署名サービスは複数対応可能
今回利用したのはDocuSign
D3Wokerは2020年6月時点で以下の電子署名サービスと連携が可能となっています
契約書発行から署名、回収までの流れ
それでは実際の画面キャプチャーを使って流れを説明していきます。
契約書発行から送付、契約書の回収まで!!(最後に説明動画もつけておきます)
kintoneで準備したアプリは4つ
- 顧客リスト
- 業務委託契約書
①②はプラグインの設定に必要なアプリですね
③は契約書に送付先(相手先)の情報を集約するマスターアプリで、ルックアップに利用します
④の業務委託契約書アプリをメインで利用します
kintoneアプリで契約書の文章を作成
契約書の文面はkintoneに入力するだけ
情報が入力できたらPDFでプレビュー可能です
kintoneから契約書をPDFプレビュー可能
レコード詳細画面の上部に2つのボタンが表示されます
- 業務委託契約書(電子署名)
- 業務委託契約書(PDFプレビュー)
メールで書類を送信(kintone操作のみ)
業務委託契約書(電子署名)のボタンを押すと、相手先情報に記載したメールアドレスに契約書を送付することが可能
今回はキンボウズブログのメールアドレスに送付してみました
DocuSignを利用したので下記の様なメールが相手先に届きます
内容を確認し、問題なければ署名欄に情報を入力します
入力するとしっかり署名欄に反映されます
署名された内容は、自動でkintoneのレコードのPDFファイルが登録されます(添付ファイルフィールドへ)
契約ステータスも
- 準備中
- 電子契約送信済み
- 締結済み
と状況に合わせて自動で値が変化するので、kintoneの一覧を絞り込み条件で設定することでステータス管理も楽々ですね♬
映像で確認することでよりイメージがしやすいと思いますので、いつも通り説明動画つけておきます!!
契約書作成→送付→電子署名→回収までの流れを動画で確認
家から契約書を送付可能!!受け取る側の整備も必要
- 出勤しないと契約書を作成できない
- 職場でないと契約書を確認できない
- 郵送されてくるから出勤する必要がある
新型コロナウイルスの影響で、働き方にも大きな影響が・・・
しかし、送る相手が電子署名NGで
って感じであれば全然前に進めない・・・
送る側だけでなく、受け取る側の意識改革も必要ですね
そう言えば!!
今回書いた設定について、自分でできるか不安って人多いと思うのでオプロさんに問い合わせたら設定代行サービスも存在するそうです!!