キントーン対象レコードが存在する時、リンクボタンを表示する

kintoneの関連レコードフィールドは非常に便利です。

条件にあったレコードを、同じアプリでも違うアプリでも探して表示してくれます。非常に便利なフィールドなんですが、対象レコードがなくてもフィールド自体は表示されます。

キントーン対象レコード

対象レコードがなければ、表示しないカスタマイズ?

でも、そもそも対象レコードが1件だけなら関連レコードというより、対象レコード(そんなフィールドはないです)

Customineですぐにできそうなので、上記の問題についてカスタマイズ作ってみました。

目次

対象レコードがなければ、関連レコードを表示しないカスタマイズ

関連レコードフィールドに表示するレコードがない場合、関連レコードフィールド自体を表示しないCustomine設定

  1. フィールドやグループを非表示にする
  2. 関連レコード一覧の条件でレコードを取得する
  3. レコード行数をカウントする
  4. フィールドやグループを表示する

基本関連レコードは非常時にする。関連レコードで設定した条件に該当するレコードが1件以上ある場合のみ、関連レコードを表示するってCustomineカスタマイズです。

関連レコードフィールドを表示する条件は35番。レコード件数が1件以上ならばのレコード件数は31番で取得できているので、厳密には34番は不要ですね。

表示するレコードがない場合、関連レコードフィールドは非表示になるので、フィールドがスマートになります。標準機能ではフィールドの表示非表示はできないので、Customineではよく利用するカスタマイズの1つです。

では次に、別のレコードに移動するリンクボタンを作ってみましょう。

対象レコードのリンクボタンを設置する

関連レコードで表示するレコードの件数が1件(重複禁止にしているとか)その場合、リンクボタンを設置したい。

標準機能だと、リンクフィールドに対象レコードのリンクを貼るって面倒臭いので、Customineでカスタマイズします。

  1. キーを指定してレコードを取得する
  2. ボタンをスペースに配置する
  3. レコード詳細画面に遷移する

リンクボタンを配置するだけです。ここからダラダラ書きますが、やりたいことはリンクボタンを配置するだけです。

注意:リンク先のレコードが1件に絞れる必要がある

このカスタマイズの前提としては、リンク先のレコードが1件に絞られること。ボタンを1つ配置する前提なので、対象となるレコードが複数あると運用できません。顧客に対して、記録アプリで作成するレコードは1つだけ。記録の内容はテーブルに入力するので、複数レコードは必要ないという運用です。

顧客アプリと記録アプリには同じIDが登録されます。

キーを指定してレコードを取得するで、キーとなるフィールドとキーの値をIDと設定します。

ボタンを配置する条件が、レコード件数が1件以上ならばを設定しているのは、レコードを取得した際、該当するレコードがあればボタンを表示、なければ非表示。

ボタンを押すと、キーを指定して取得したレコードのレコード番号を用いて、レコード詳細画面に飛ぶ。

やったことは、リンクボタンを配置しただけですが、リンク先を自動で取得。リンク先がない場合はボタンを表示しない。

動画でも簡単に説明しています。

見た目も大切です。不要なフィールドは必要になるまで非表示にしておきたい。そうすることで、色々と捗るし、ストレスも軽減されると思いませんか?

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