キントーンで有休を自動付与 有給休暇数管理できるのか?
有休に限らず、定期的に付与管理をしたいものってありますよね?
毎月決まった在庫の補充や消費とか・・・
有給などの勤怠管理に関しては、king of timeとか勤怠ソフトを利用すると楽です。ただ、kintoneの自動付与について考えてみたくなった!
今回はkrewDataを用いて自動付与にチャレンジ
事前準備(kintoneアプリ)
kintoneアプリ自体は簡単
- ID
- 氏名
- 入社日
といった職員情報と
- 在籍月数(数値)
- 有休付与日数(数値)
- 有休利用数(数値)
- 有休残数(計算)
付与された数から使った数を計算するだけ
krewDataの全体図は下記の画像参照
ポイントを説明していきます
有休付与のタイミングは?
有給休暇付与の場合、入社してからの期間で付与する日数が異なってきます。
- 半年→10日
- 1年半→11日
- 2年半→12日
そこで、krewDataで入社してから何ヶ月経っているのかを計算します
付与するタイミングは6,18,30,42ヶ月目など決まっているので、その条件に合うユーザーを抽出します。
最後に付与したことがわかるように、在籍月数の値をセットするのですが、規定の月数がセットされているレコードは除外するようにしました。
これで、1回付与したら次の付与の期間まで付与が毎日されることはなくなります。
今回は実行スケジュールを毎日にしているので
6,18,30,42ヶ月目など条件にあったレコードがあれば、レコードに対して有休日数を付与します。やり方は色々とあると思いますが、今回は既に付与した日数にプラスする形で計算式を設定しました。
わかりやすいように細かく設定していますが、計算するだけなら直接10日を足せばいいですね。(kintoneに答えはないな〜と言いたいだけ)
有休利用済みの日数を計算しよう
次に既に利用した分を集計します。有休申請アプリでも作って、職員毎に利用した日数を合計しておきます。
2つのアプリの情報を結合し、同じID(職員)のレコードを1つのレコードとしてまとめます。
このまま同じ有休管理アプリに値をセットしてもいいのですが、そうすると不具合が発生します。
毎日有休が付与されることはないんですが、有休申請アプリから有休利用数だけがセットされたレコードが生成されます。このレコードは入社月数(入社してから経過した月数)の値は空欄になるので、空欄のレコードをフィルターで除外します。
kintoneで自動有休付与
本来はスケジュール実行なのですが、分かりやすいように手動実行してみます。
今回は有休付与日になると付与される設定ですが、4月と10月にしか付与しないなど企業によってルールは様々です。例えば入社月数が○ヶ月以上○ヶ月未満などをフィルターに設定しておけば・・・
まとめ(やっぱり僕は勤怠管理システムの方が・・・)
krewData以外にもCustomineで有休付与の方法がネットに公開されていたので、リンク貼っておきます
看護休暇に介護休暇、自動付与に随時付与など休暇管理は複雑です。僕なら勤怠管理システムを使いますね。ただ、自動付与に関しては在庫管理とかで重宝しそうですね。(毎月決まった在庫を仕入れるから反映させたいとか)