クラウドBOT キントーン RPA プラグイン実行RPA
キントーン(kintone)自体はRPAツールではないので、連携サービスを利用して自動化
kintoneで業務改善ができたとしても、業務を自動化するには標準機能だけでは不足する機能が多いのが現状。
kintoneとRPAについて少し考えいたところ、クラウドBOTというブラウザ操作を自動化するツールがありました。自動化実行をkintoneから行えるプラグインを開発されたので試してみました。
kintoneで操作を自動化するサービスは色々とある
まず、kintone上で操作を自動化するツールは色々とあります。
定時やリアルタイム実行などができるサービスを考えると
- krewData
- データコレクト
- Customine
私もよく利用しますが、集計であったりレコード作成であったりを自分が操作しなくても実行してくれます。
少し前までは、kintone内のデータを集計したり操作する。それが、最近では外部の情報をkintoneにインポートするなどiPaaSみたいな機能もアップデートされたりしています。
クラウドBOTはブラウザを自動操作するサービス
クラウドBOTはブラウザ操作を記憶させて実行する。
最初のイメージはこんな感じでしたが、あながち間違っていなかったと思います。ビジネス向けのマクロ!
メインサービスは、クラウド上で設定 実行
クラウドBOTのダッシュボード画面です
こちらからBOT作成したり、エラー確認などメイン作業をしていきます。
スケジュール登録ができますので、定期で決まっている作業はBOTを作成してスケジュール設定
BOTはブラウザ操作を記憶させる形で作成する
ブラウザ上での操作を記憶させます。
システムのログインもこちらでIDやパスワード入力させる作業から登録可能です
kintoneとクラウドBOTの連携注意点
ブラウザ操作を記憶するので、サイボウズのkintoneでも活用できます。
kintoneに限ったことではないですが、いくつか設定時につまづいた部分紹介します。
IP制限をかけている場合は、解除しないとクラウドBOT設定できない
kintoneに限らず、セキュリティ設定を次第では連携サービスが思うように使えないことがあります。
いつも使っているブラウザでは入れても、クラウドBOTの設定では入れませんでした。
こちらは指定のIPアドレスを許可する必要があります。
2023年1月時点では、以下2つのIPアドレスを許可すれば設定可能となりました。
- 18.180.194.204
- 18.179.218.241
ログインできない場合は一旦待たせる
kintoneの画面が表示されたので、これで設定できると思って設定してもエラーが出る
ログインできない
理由を聞いてみると、サービスによっては次の画面が表示されるまで待機させる必要があるとのこと
kintoneの場合は、ログインした後のkintoneボタンが表示されるまで待機させるとエラーが出なかったです。(kintoneじゃなくても、その画面のどこかが表示されるまで待機すればOK)
kintoneプラグインを使えば、kintoneからBOT実行
kintoneプラグインもありそれを使うと、kintoneにログインするというBOTは不要となります。
アプリ数が多いとプラグインの操作画面表示まで少し時間がかかります。
操作に関しては、YouTubeが参考になるかと
他のiPaaSと連携できるということは
iPaaS製品と連携できますので、クラウドBOTで完結するというよりは連携が前提かなと思っています。
無料試用も可能ですので、一度お試しください!!