病院kintone(キントーン)活用方法と事例

病院のDX化や業務改善について進めていかないといけない時代。サイボウズのキントーン(kintone)を活用した業務改善や、実際の事例についてまとめてみました。

目次

サイボウズ キントーンとは?

サイボウズのキントーンは、Webデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスと呼ばれています。簡単に言えば、ブラウザ上で業務に利用するアプリを作成できるツールですね。電子カルテや介護ソフトみたいな入力フォームを自分で作って、入力できた情報を集計したりグラフにしたり設定できるサービスです。

サイボウズ製品は病院が求めるセキュリティレベルか?

サイボウズの製品は、通常のIDとパスワードを用いたログイン方法に加えてIPアドレス制限設定が可能です。院内のネットワークでのみキントーンにアクセス可能とすることできます。外部のネットワークからアクセスしたい場合、訪問やリモートワークの場合ユーザー毎に設定したログイン情報以外にもう1つ設定するBASIC認証。クライアント証明書を用いて、端末毎にログイン認証を行うセキュアアクセスなどがあります。

作成したアプリにも閲覧権限や編集権限を設定することができます。アカウントによっては閲覧できない、編集できないなど設定することで外部だけでなく内部向けの設定も容易です。

病院の業務改善を実施する際の課題について

そもそも病院の業務にはどのような課題があって、DXだの業務改善だの言われているのでしょう?病院のメインとなる治療に関わる記録や情報に関しては、電子カルテ化することで改善されることが多いでしょう。ただ、病院の業務は電子カルテで全て賄えるわけではありません。

病院の職員情報管理や採用管理、入院の申し込みやアンケート集計に在庫管理など、電子カルテでは賄えない業務も多々あります。それらの課題について、エクセルやスプレッドシートに手書きノートなど病院の電場では様々なツール用いて対応していると思います。私も元々地域医療連携室で勤務していましたので、エクセルとパワポを駆使していました。

エクセルが悪いわけではないが、共有しにくい属人化しやすい

エクセル自体は優れたツールです。ある程度の機能であればみなさん利用できるでしょう。ただ、リアルタイムに情報を共有するとか複数のシート情報をまとめるなどは少し知識が必要となります。よくあるのは、代々受け継がれてきたエクセルシートは計算式やマクロが組まれており、入力はできるがその他の設定は担当者しかできない。

属人化してしまうことで、業務内容が変更できず、ダラダラと入力作業は続いているが活用されていないエクセルシートだらけ。みなさんの職場でもそういったことありませんか?

病院の課題にキントーンが活用できる内容は?

実際病院の業務でどういった内容がキントーンで改善できるのか?いくつか過去に行った内容を挙げてみました。

病院の営業情報をキントーンで管理する

病院の日報を自動生成

ワクチンや健康診断予約システムを作る

実際病院でキントーンを活用した事例紹介

kinbozu株式会社では、病院現場にキントーン導入支援をしています。実際に回復期リハビリテーション病棟や、地域包括ケア病棟などを有する病院に支援を行った事例をご紹介します。

転院受け入れまでの日数が大幅短縮したワケは?(日経ヘルスケア)
PaaS型サービスを用いた医療介護システムの可能性(総合リハビリテーション)

病院でキントーンを活用して業務改善してみませんか?

病院でサイボウズのキントーンを活用することで、様々な業務改善に繋げることが可能です。私自身、介護現場や地域医療連携室を経験してきた中で「現場でも扱えるツール」を増やすことは重要であると考えます。

キントーン自体、独学でも扱える製品だと思います。色々とノウハウは公開していますので、ぜひ参考にしてください。導入支援も行なっていますので、いつでもご相談ください。

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