病院介護施設の稼働を法人全体で管理把握するアプリ

遂にトヨクモさんの新サービス「データコレクト」が発表されましたね

トヨクモ、kintone内のデータをExcelのように収集・計算しシンプルBI化する「データコレクト」を3月16日に公開

今まで課題と感じていた、アプリ間の集計をトヨクモ製品の特長である「簡単UI」で計算させることが可能となりました。

ということで、こんな感じだろうと想像していたので、簡単に試してみたいと思います!!

目次

準備したkintoneアプリ

入院退院管理kintoneアプリ

まず、普段利用している入退院の管理アプリは両病院ともに全く同じ設定のアプリを利用している

データコレクト 準備アプリ

一覧の種類は

  • 入院中
  • 男性待機者
  • 女性待機者

の3つの作成しており、プロセス管理で患者ごとの状態を管理していた。(申し込み→入院→退院)

データコレクト 準備アプリのプロセス管理

今回、2つの病院の現状と法人全体の現状を1つの画面で知ることが目標である

その為に2つの病院の数値を合算するアプリを作成した

全体稼働情報kintoneアプリ

データコレクト 全体稼働アプリ

日付以外は全て数値フィールドで構成されているアプリを作成した。

A病院とB病院の

  • 入院者数と両病院の合計値
  • 男性待機者と両病院の合計値
  • 女性待機者と両病院の合計値

をデータコレクトでワンクリック集計してみました

データコレクト(DataCollect)の設定

データコレクトでは使用したいkintoneアプリは全て登録する必要があります

+ボタンからアプリを追加可能

データコレクト アプリ追加画面

今回は3つのアプリを登録してみました

  • 稼働全体
  • A病院
  • B病院

登録すると下記の様に表示されます(リリース日のお昼休憩に鬼の様に作成しました)

データコレクト アプリ追加後イメージ

kintoneアプリ複数の条件で絞り込み設定

入院中の患者数や、男性の待機者数といったレコードの条件で絞り込むことが可能です。

ただ、絞り込み条件の記載内容を見てみると何か難しそう・・・

データコレクト 絞り込み条件画面

データコレクト画面の上部にJavascriptダウンロードってタブがあるので、ここからダウンロードしたデータを

データコレクト javascriptダウンロード

アプリそれぞれに反映させるだけで・・・

データコレクト javascriptをkintoneに追加

表示している、一覧画面絞り込んだ条件をコピーすることが可能となります♪

データコレクトでクエリ取得可能

A病院、B病院それぞれに作成している

  • 入院中(ステータス入院中)
  • 男性待機者(ステータス申し込み、性別男性)
  • 女性待機者(ステータス申し込み、性別女性)

を絞込条件としてそれぞれ設定しておきました(A病院B病院それぞれデータコレクトに登録した設定で絞込の設定を追加しておく必要があります)

稼働全体kintoneアプリのデータコレクト設定

両病院のアプリ共に設定ができたら稼働全体アプリの設定に入ります。

フィールド式から2つのアプリの数値を合計していきましょう!!

左側で稼働全体アプリに配置されたフィールドに挿入したい式を書いていきます。

右側では稼働全体アプリ以外のアプリを入力元とする場合にアプリや絞込の条件を選択することが可能です。

例えば、稼働全体アプリのA稼働(A病院の稼働)にAアプリ内の入院中の数を挿入したいとしましょう。

A病院では、人数という数値フィールドを配置しており、初期値を1としています。この数を合計すると該当するステータスの人数を計算することが可能です。

=SUM(A病院!入院中!人数)

これでA病院アプリ内のステータス入院中となったレコードの人数(数値フィールド)の合計を算出することが可能となります。

ここでも優しさ!!

例えば、下の画面では、

A病院の入院中(データコネクトで設定した絞込をここで選択できます)の人数をクリックすると

「フィールドを参照するフィールド式をコピーしました」ってコピーしてくれる機能がついとります

データコレクト 絞り込み条件で必要なフィールド選択

それぞれ計算させると・・・

データコレクト フィールド式設定後

最終的にワンクリックで現状のデータを把握することができます!!

データコレクト kintoneアプリ反映後

更に自動化も!?

時間指定更新や、自動更新もコースによっては設定可能です

例えばAアプリで新規申し込みをレコード追加した時に、自動で稼働全体アプリでも追加されたレコードを1として計算してレコード更新してくれる・・・

データコレクト はwebhookで自動更新も可能

もう意味が分からなくなってきたので、キャプチャー動画にしてしまいましょう

動作画面(YouTube)

これからも勉強してがっつり使い倒して・・・

トヨクモデータコレクトを試してみた

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